接着芯を貼る時に芯がずれるのは・・・の質問の回答です
- 2013/11/08
- 16:23
お客様の質問で、
接着芯を貼る時に表地と芯を別々に裁断した時サイズが合わなくなってしまいます。
どうすれば上手くいきますか?
と言う質問をいただきました。
ご安心下さい。少しはズレるものです。
縫製工場では芯を貼る時、アイロンを使わず芯貼りをフラットなズボンプレッサーみたいなやつや、
ローラーで製麺機みたいに流すタイプを使うのですが、やはりズレます。
丁寧に合わせるのですが、生地自体織物ですから、1mmの差寸もなく裁断する事は不可能です。
芯地も同様です。
ハンドメイドではアイロンで芯を貼るのが普通ですが、アイロンだからズレるという訳では
ありません。
*ではどうするのか?
はみ出したところはハサミで切り落とします。
足りないところは数ミリであれば目をつぶります。
もし、縫い代を越えてズレるよな場合は 足して貼ります。
*解決方法
アンクローズの商品をご購入いただいたお客様で芯を貼る商品には芯貼りのレシピをお付けしていますが、
粗裁ちして芯を貼ってから、ちゃんと裁断し直すのが一番です。
芯を貼ると、熱が入りますので多少ですが縮みも出ます。
先に芯を貼ってから裁断すれば、その心配もありません。
シャツの衿やカフス等の長方形に近いパーツは ロスも少ないのでそれが一番です。
裾芯等の部分芯の場合は無理ですが、基本的に芯は完成したら見えない箇所に貼るものですし、
表にひびかない用に貼る事が一番重要です。
*大きいパーツに芯を貼る場合
大きいパーツはズレが出ると、激しくズレます。
文鎮やクリップを使って、全体を合わせてみてから、先ず中央をアイロンで止めて
生地と芯を部分的に固定します。
この第一歩で全て決まりますので、しっかり止めないで、アイロンを軽く当てる程度で
仮止めします。
再度、全体がづれていないか確認して下さい。
その後、シワが入らない用、少しづつ貼っていきます。
ある程度の箇所を止めるてから、最後に全体をしっかり止めます。
はみ出した部分は切ればいいし、足りない部分は足せばいいのですが、シワが入ってしまった場合は
直しようがありませんので。
薄い生地だと表に影響が出てしまいます。
もう1つ、*芯の地の目に関してですが、基本的には生地と同じ地の目で裁ちます。
ですが、そうすると、無駄が出やすいです。
タテヨコの地の目を変える事はそんなに神経質になる必要はないと思います。
厳密に言えば、芯のタテヨコによって張り感に差が出ますので、場合によってはバイヤスで裁った芯を
貼る方がいい場合もありますが、縫製上、伸びが出ますので、基本的には表生地の地の目に合わせて
裁ちます。タテヨコの地の目変更は神経質にならなくても大丈夫だと思います。
*不織芯の場合
不織芯の場合は織物ではないので、地の目がありませんが、やはり生地耳に合わせて地の目通り裁つ
べきです。
実際に不織芯のタテヨコバイヤスの伸度には差があるようです。
不織芯は 安価なものが多く手を出しやすいのですが、私は接着の悪さや馴染みの悪さに懲りて、
最近は使う事がありません。 もちろん不織芯にも高級な芯もあるので、全てではありませんが、
輸入物のブラウスの見返しに貼ってある不織芯の接着が外れて、洗濯すると破れたりしているのを
目にします。私個人としては 扱いが悪いので好きにはなれません。
簡単ですが、ご参考にしていただければ幸いです。
mina
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アンクローズ・ホームページhttp://www.des-lab.com/unclose.html
アンクローズ・布屋 ショッピングhttp://deslab.cart.fc2.com/
アンクロSHOP/バッグの販売http://www.des-lab.com/uncloshopTOP.html
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接着芯を貼る時に表地と芯を別々に裁断した時サイズが合わなくなってしまいます。
どうすれば上手くいきますか?
と言う質問をいただきました。
ご安心下さい。少しはズレるものです。
縫製工場では芯を貼る時、アイロンを使わず芯貼りをフラットなズボンプレッサーみたいなやつや、
ローラーで製麺機みたいに流すタイプを使うのですが、やはりズレます。
丁寧に合わせるのですが、生地自体織物ですから、1mmの差寸もなく裁断する事は不可能です。
芯地も同様です。
ハンドメイドではアイロンで芯を貼るのが普通ですが、アイロンだからズレるという訳では
ありません。
*ではどうするのか?
はみ出したところはハサミで切り落とします。
足りないところは数ミリであれば目をつぶります。
もし、縫い代を越えてズレるよな場合は 足して貼ります。
*解決方法
アンクローズの商品をご購入いただいたお客様で芯を貼る商品には芯貼りのレシピをお付けしていますが、
粗裁ちして芯を貼ってから、ちゃんと裁断し直すのが一番です。
芯を貼ると、熱が入りますので多少ですが縮みも出ます。
先に芯を貼ってから裁断すれば、その心配もありません。
シャツの衿やカフス等の長方形に近いパーツは ロスも少ないのでそれが一番です。
裾芯等の部分芯の場合は無理ですが、基本的に芯は完成したら見えない箇所に貼るものですし、
表にひびかない用に貼る事が一番重要です。
*大きいパーツに芯を貼る場合
大きいパーツはズレが出ると、激しくズレます。
文鎮やクリップを使って、全体を合わせてみてから、先ず中央をアイロンで止めて
生地と芯を部分的に固定します。
この第一歩で全て決まりますので、しっかり止めないで、アイロンを軽く当てる程度で
仮止めします。
再度、全体がづれていないか確認して下さい。
その後、シワが入らない用、少しづつ貼っていきます。
ある程度の箇所を止めるてから、最後に全体をしっかり止めます。
はみ出した部分は切ればいいし、足りない部分は足せばいいのですが、シワが入ってしまった場合は
直しようがありませんので。
薄い生地だと表に影響が出てしまいます。
もう1つ、*芯の地の目に関してですが、基本的には生地と同じ地の目で裁ちます。
ですが、そうすると、無駄が出やすいです。
タテヨコの地の目を変える事はそんなに神経質になる必要はないと思います。
厳密に言えば、芯のタテヨコによって張り感に差が出ますので、場合によってはバイヤスで裁った芯を
貼る方がいい場合もありますが、縫製上、伸びが出ますので、基本的には表生地の地の目に合わせて
裁ちます。タテヨコの地の目変更は神経質にならなくても大丈夫だと思います。
*不織芯の場合
不織芯の場合は織物ではないので、地の目がありませんが、やはり生地耳に合わせて地の目通り裁つ
べきです。
実際に不織芯のタテヨコバイヤスの伸度には差があるようです。
不織芯は 安価なものが多く手を出しやすいのですが、私は接着の悪さや馴染みの悪さに懲りて、
最近は使う事がありません。 もちろん不織芯にも高級な芯もあるので、全てではありませんが、
輸入物のブラウスの見返しに貼ってある不織芯の接着が外れて、洗濯すると破れたりしているのを
目にします。私個人としては 扱いが悪いので好きにはなれません。
簡単ですが、ご参考にしていただければ幸いです。
mina
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